当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。なおレビューは私の感想を書いており、内容を指示するご依頼はお断りしています

アナコンダで「超融合」を発動する時に、グラスフレの効果を使用したら「超融合」を回避できますか?

Q、自分フィールド上に以下の3体が存在する状態で、相手の「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」が「超融合」を墓地に送って効果を発動しました。

  • マドルチェ・ホーットケーキ(土属性、獣族)
  • ティーチャーマドルチェ・グラスフレ(土属性、天使族)
  • フレッシュマドルチェ・シスタルト(土属性、天使族)

この状態で、「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果を発動したら、「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」の「超融合」効果を回避することはできますか?

A、「超融合」で特殊召喚するモンスターが「沼地のドロゴン」であれば、「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果で回避することができます。

「沼地のドロゴン」とは

「沼地のドロゴン」とは、同じ属性で異なる種族のモンスター2体を融合することで特殊召喚が出来るモンスターです。

今回の場合は、同じ属性(土属性)で異なる種族(獣族・天使族)を融合素材とすることで、特殊召喚が可能となります。

  • マドルチェ・ホーットケーキ(土属性、獣族)
  • ティーチャーマドルチェ・グラスフレ(土属性、天使族)
  • フレッシュマドルチェ・シスタルト(土属性、天使族)

そのため、「マドルチェ・ホーットケーキ(土属性、獣族)」をフィールドから離れさせるなど、「超融合」の効果を受けない状態にすれば、「超融合」を回避することが出来ます。

「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」で「超融合」を発動する場合、モンスター効果扱いになりますか?

【捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ】
②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」で「超融合」の効果を適用する場合、あくまでも「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」の効果が「超融合」の効果と同じになるだけなので、「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」の効果として扱われます。

つまり、モンスター効果扱いとなります。

そもそも「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」で「超融合」を発動する場合、相手はこの発動に対して、魔法・罠・モンスター効果を発動することが出来ますか?

「超融合」のカードテキストに「このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。」とありますが、このテキストは「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」を使用した場合には適用されません。

「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」がコピーする効果は「自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。」の部分のみになります。

そのため、「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」で「超融合」を発動する場合、相手は魔法・罠・モンスター効果を発動することが可能です。

まとめ

上記の3点をまとめると、

「沼地のドロゴン」の融合素材には、同じ属性で異なる種族のモンスター2体が必要

フィールド上には、闇属性・植物族1体、土属性・獣族1体、土属性・天使族2体が存在する

「沼地のドロゴン」を「超融合」で召喚するには、土属性・獣族、土属性・天使族がそれぞれ1体ずつ墓地に送る必要がある。

その2体を墓地に送ることができなければ融合召喚はできない。

「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」でコピーした「超融合」の効果は、モンスター効果として扱われる

「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果を「マドルチェ・ホーットケーキ(土属性・獣族)」に使用することで、ホーットケーキはモンスター効果を受けなくなる。

「捕食植物 ヴェルデ・アナコンダ」でコピーした「超融合」の効果で、土属性・獣族モンスターを墓地に送ることが出来なくなる。

「沼地のドロゴン」の融合素材には、同じ属性で異なる種族のモンスター2体を墓地に送ることが出来ないので「超融合」で融合召喚することが出来ない。

そのため「超融合」による墓地送りも特殊召喚も行われず、「超融合」は結果的に無効となります。