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【硬過ぎ注意】騎甲虫(ビートルーパー)攻撃力4000で他のカードの効果を受けない融合モンスターが強すぎる

マスターデュエルに先行実装された「騎甲虫(ビートルーパー)」と、先日マドルチェデッキで初めて対戦しました。

TCGで登場した当時の環境で大きな活躍を見せたカテゴリなだけあって、対処できない効果耐性と超攻撃力と、異様な展開力があるデッキのようです(∩´﹏`∩)コワイ…

今回は、実際の対戦の様子に加えて、
・「騎甲虫」の特徴・キーカード
・「騎甲虫」の弱点・止め方
を紹介していきます!٩(。•ω•。)و

騎甲虫(ビートルーパー)デッキのキーカード

騎甲虫スティンギー・ランス

自分・相手ターンに、互いの墓地のモンスターをデッキに戻して、手札から特殊召喚できる。

増殖するGを相手が発動した後なら、マドルチェ・ホーットケーキの効果にチェーンして、墓地バウンスを行ってくる危険性がある。

特殊召喚成功時に、ビートルーパー魔法・罠を手札に加える。対戦相手としては、あまり手札にいて欲しくないカード。2枚積まれてた。

騎甲虫スティンギー・ランスが手札に加えるカード

手札に加える魔法罠は、展開後なら妨害札の「騎甲虫空殺舞隊」をサーチしそう。

モンスター効果の発動を無効にし破壊するカウンター罠はなかなか凶悪……。

しかも繰り返し使える、なんとも厄介なカード。

手札・フィールドに大量の昆虫族が集まっているのも考えられるので、4枚以上昆虫がある場合は融合カード「騎甲虫隊上陸体勢」を加えるかも。

「騎甲虫隊上陸体勢」も繰り返し使えるのでとても厄介です(>︿<。)

融合召喚で出てくるのは、効果を受けない攻撃力4000の「超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス」

次のターンのエンドフェイズまで「クイーンマドルチェ・ティアラミス」でも除去出来ないのはやばいです。

お互いのバトルフェイズ終了時に、墓地から昆虫族モンスターを特殊召喚できるということは、「騎甲虫スティンギー・ランス」が特殊召喚されて、上記の凶悪な魔法・罠をサーチするってことですよね。

結論。「騎甲虫スティンギー・ランス」の特殊召喚は1回も許しちゃダメだ( ・᷄ὢ・᷅ )❌

騎甲虫スティンギー・ランスをサーチできるカード

「共振虫」が墓地に送られた場合に、「騎甲虫スティンギー・ランス」などの強力な昆虫族モンスターを手札に加えてくる。

その「共振虫」をフィールドに置く為に使われるのがリンク2の「甲虫装機 ピコファレーナ」

装備カードとしてデッキから「共振虫」をサーチする。

そして「共振虫」を装備したモンスターを使ってリンク召喚する。

リンク素材として「共振虫」の墓地を墓地に落とし、効果を発動させて、レベル5以上の昆虫族モンスターを手札に加える流れですね。

そして「共振虫」を墓地に落としながらリンク召喚されるのが、攻撃力3000で効果の対象にならず、効果で破壊できない「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」

「クイーンマドルチェ・ティアラミス」の対象を取らないバウンスで除去できますね。

それでも、特殊召喚効果や攻撃力アップを持っていて、かなりの脅威であることには変わりありません。

「共振虫」でサーチする可能性があるカード

手札・フィールドに4体の昆虫族モンスターが存在しない場合、融合召喚が行えないので「騎甲虫スティンギー・ランス」以外のカードを手札に加える可能性があります。

除外されている昆虫族3体をデッキに戻して、手札から特殊召喚できる「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」

破壊されたり除外された場合に復活したり、味方の攻撃力を上げるのが役割のようです。

しかし、リンク4の「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」は攻撃力が上がると効果耐性を失ってしまいます。

なので、このカードが強いのかどうかはよくわかりません(-ω-;)ウーン

「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」の召喚コストの除外されている昆虫族モンスターを用意するのは「騎甲虫アームド・ホーン」

墓地に存在する場合の起動効果で、墓地のモンスター3体を除外することが出来ます。

「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果で墓地荒らしを行うなら、このカードを対象にするのが良いですね。

騎甲虫デッキの止め方

「御前試合」で地属性以外出せなくする

「騎甲虫」は地属性が多い印象ですが、「甲虫装機 ピコファレーナ」「騎甲虫スティンギー・ランス」などを見ると、意外と属性が分かれているのがわかります。

そのため「御前試合」で属性制限をかけることによって、これらのカードを全て封じることができます。

圧倒的な攻撃力と硬すぎる効果耐性で、バトルを押し切る「騎甲虫」は、魔法・罠の除去手段がほとんどありません。

なので「ハーピィの羽根帚」さえ警戒すれば「御前試合」1枚で勝敗を決めれるかもしれません。

展開のキーカードをピンポイントで止める場合

「騎甲虫スティンギー・ランス」が、②の効果を発動したら無効にして破壊します。

ここで注意が必要なのですが、①の効果を無効しても、リンク4の「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」の効果で、デッキから特殊召喚されたら②効果が通ってしまいます。

なので、②を発動したら止めるようにしましょう。

墓地からの起動効果で、墓地の昆虫族3体を除外する「騎甲虫アームド・ホーン」は、墓地に落ちたらすぐに「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果でデッキに戻します。

「共振虫」は1ターンに1度の制約もなく、繰り返し使われる危険があります。

「墓穴の指名者」で同名モンスターもしっかり無効にしましょう。

融合されて効果を受けない攻撃力4000の「超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス」が出てくると非常に厄介です。

融合カードは「マドルチェ・プロムナード」で無効にします。

1ターンに1度の制約が無いのが怖いですが、融合体の召喚コストが昆虫4体と非常に重いからか、「騎甲虫隊上陸体勢」の採用枚数は少なく、対戦相手のデッキでは1枚だけの採用でした。

VS騎甲虫 実際の試合(先行マドルチェ)

上記の前知識が一切無い状態で、よくわからない敵「騎甲虫」と初めて戦いました。

こちらのマドルチェが先攻ですが、手札に「マドルチェ・メッセンジェラート」が2枚来てしまいました……。

デッキに2枚「マドルチェ・メッセンジェラート」がいてくれないと、「マドルチェ・シャトー」「マドルチェ・サロン」「マドルチェ・プロムナード」が揃わなくなります。

「マドルチェ・シャトー」を諦めて、「マドルチェ・プロムナード」を伏せてターンエンド。

相手のターン。

「騎甲虫スカウト・バギー」を召喚してサーチしようとしていたので、とりあえず「灰流うらら」で止める。

でも、手札から大量の昆虫が出てきて、気付いたらリンク2が2体で「共振虫」がフィールドに現れました。

途中で捨てられた「応戦するG」の効果で「増殖するG」を手札に加えています。

リンク2×2で、リンク4「超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス」をリンク召喚。

装備カード「共振虫」が墓地に送られて効果発動。

とりあえずこのタイミングで、「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」の効果を発動。

「騎甲虫」側は、グラスフレの②効果を知らないのか「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」を手札に加えました。

リンク2「騎甲虫アームド・ホーン」を墓地からデッキに戻して、昆虫族3体が除外されるのを防いで、先ほど手札に加えた「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」を腐らせます。

その後「騎甲虫トークン」を特殊召喚して、フィールドの魔法・罠を壊そうとしてくるので、とりあえずマドルチェ・プロムナードで無効にしておきました。

バトルフェイズ。

ほとんどの人がシスタルトの効果を読んでくれません。いつもシスタルトが攻撃されます。

相手はこれでターンエンド。たぶん手札は全部昆虫ですね。

ターンチェンジ。相手が「増殖するG」を発動しました。

「スモールワールド」のコストとして、こちらの「増殖するG」は使い切っているので、そのまま通ります。

「マドルチェ・ホーットケーキ」の効果で、レベル4マドルチェ2体を揃えて、女王召喚。

効果の対象にならず、効果で破壊できない「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」を、「クイーンマドルチェ・ティアラミス」の対象を取らないデッキバウンスで除去したところで

対戦ありがとうございました。

もしも「共振虫」で「騎甲虫スティンギー・ランス」を手札に加えて、融合召喚をされていたら危なかったかもしれないですね……。

まとめ

「騎甲虫」も「御前試合」でOK。