今回は、AIイラストツール「Stable Diffusion」と、イラストを動かす無料ソフト「えもふり」使って、絵が書けなくてもVtuberを作れるのか!?を検証してみたいと思いますヽ(´▽`)ノ
「えもふり」とは?
「えもふり」とは、E-mote Free Movie Makerの略で2Dキャラクターを動かすための無料ツールです。
WebGL、ティラノスクリプト、Unityなどに対応しています。
Live2Dに近いイメージですね(*ˊ˘ˋ*)
キャラクター画像をパーツごとにレイヤー分けして、レイヤーを個別に動かすことで、キャラクターを動かすといった仕組みです。
詳しくは公式サイトをご覧下さい(ˆ꜆ . ̫ . )꜆
今回はこのキャラクターを動かすツール「えもふり」とAIイラストを使って、簡単にVtuberになれるのでは!?という試みです。
「StableDiffusion」で立ち絵を作る
まずは、元となるイラストが必要なので、AIイラストツール「StableDiffusion」に立ち絵を描いてもらいます。
以下で導入したプログラムを、今回も使い回していますヽ(´▽`)ノ スマホで簡単「Stable Diffusion」の使い方【PC不要】 - haruの日常ブログ
プロンプト(呪文)を入力して、イラストを生成します。立ち絵にしたいので、背景をシンプルに、極力全身を写すようにしています。
プロンプトは以下の通り
full body,fullbody,1girl,gothic lolita,red hair,long hair,red eyes,gothic dress,smile,simple background,celtic hair ornaments,ahoge,white background,large breasts,long skirt,black frill,bare shoulder,black chinese dress,red long skirt,wide sleeves,floating sleeves,hair bun,open mouth
中華ゴシックな女の子が出来ました(>∀<)۶かわいいです💕
この絵からLive2Dのような動くアバターができるんですね。楽しみです(´。✪ω✪。 ` )
えもふり用にイラストを加工する
えもふりのチュートリアルによると、PSDファイルを作成し、複数のレイヤーに分けていく必要があるようです。
こんな感じの作業↓
必要レイヤーは以下の通りで、1枚の絵を17枚に分解する必要があります(半日以上かかりました💦
- マブタ通常
- 瞳通常
- 白目通常
- マブタ閉じ
- 眉
- 鼻
- クチ
- クチ開き
- 輪郭
- 前髪
- 後髪
- 胴体
- 胸
- トリミング枠
- 首中心
- 腰中心
- 原点
もう二度とやりたくないと思えるくらい、つらい重労働でした╭( ✖_✖ )╮
えもふりでイラストを動かしてみる
この重労働を終えて、えもふりに取り込んで「ついにVtuberデビューだ!」と思ったところ…
- 口パクが音声連動しない
- カメラの首の向きが連動しない
- 顔がすぐ崩れる(目が輪郭の外に飛び出す)
- 出力が動画形式
- 動画が透過されていない
など、えもふりには様々な制約があり、Vtuberデビューを果たすのは無理そうでした(;_;)
半日かかって音声連動なしの口パク動画だけって、なかなかめげますね( ˊᵕˋ ;)