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【Stable Diffusion】 Img2Img (i2i) における「Strength」の値による影響調査

今回は、以前の記事で作成したスマホ版「Stable Diffusion」を利用して、Img2Img (i2i)で実験してみたいと思います 'ω')ノ

具体的には、Img2Img (i2i)における「Strength」は、生成画像にどのような影響を与えるのか?

というテーマで調査してみたいと思います!

  • Strengthってなに?
  • Strengthはどのくらいの値がいいの?

と思っている方は必見です!!

Strength: 0 ~ 1(お題「黒猫」)

使用モデル: wavymulder/Analog-Diffusion

input_strengthを0.1ずつ増やす(0~1)
入力画像

「input_strength」が0の場合は、入力画像そのもので、1に近付くにつれ元画像から乖離し、AIがプロンプトから解釈した画像が強くなっていくことがわかります。

1にした場合は、完全に入力画像とは構図も異なる画像が生成されるかと思ったのですが、構図等は入力画像に寄せてくれている感じがしますね。

Strength: 0.4 ~ 1.0 (お題「人物」)

使用モデル: Linaqruf/anything-v3.0

input_strengthを0.05ずつ増やす(0.4~1.0)
元画像

0~0.3はほとんど入力画像のままであることが分かったので、0.4以上で試してみました。

このままでは比較しづらいので、細分化します

0.4 ~ 0.5

input_strength: 0.4 ~ 0.5
元画像

0.4~0.5は、元画像の雰囲気がかなり残っていますね。

少しだけAIにいじってほしいけれど、大部分は入力画像を残してほしい!自分の画風を残してほしい!!という時に使えそうです。

0.55 ~ 0.7

input_strength: 0.55 ~ 0.70
元画像

0.55~0.70になると、だいぶAIが修正してくれています。

普段の「Linaqruf/anything-v3.0」では作れない画風になっていて、とても可愛いです(*´ω`*)

ラクガキっぽい、少し雑な雰囲気を作りたい時に使えますね。

個人的には一番お気に入りな範囲です

0.75 ~ 1

input_strength: 0.75 ~ 1.00
元画像

0.75~1.00は、構図は残っているものの、いつもの「Linaqruf/anything-v3.0」という雰囲気です

ポーズなどは大きく変わってもいいけど、キャラの配置は固定したい時に便利そうです。

Text2Imgでは場所指定が出来ないときに、プロンプトの代わりに入力画像を使うといった使い方になりそうです。

スマホ版 Stable Diffusion 新機能実装のお知らせ

今回の実験を通して、Strength: 0.55 ~ 0.7の範囲がとても可愛かったので、

input_strength: 0.55 ~ 0.70
元画像

お気に入りの範囲内で、ランダムにStrengthを選びたいなぁ♡(*´ω`*)

という機能を追加しました!!

MINとMAXをシュッと選択すれば、その範囲内で自動的にランダムなStrengthが選択されます。

そこで、お気に入りのStrengthが見つかったら、「input_strength」に直接入力して、Strengthを固定することも可能です(≧▽≦)♪♪

こちらのリンクから「Open In Colab」ボタンで、簡単にアップデートできるので、ぜひ使ってみてください✨✨

まだharuのStable Diffusionを試したことがないという方は、こちらから作成できますので試していただけたら嬉しいです スマホで簡単「Stable Diffusion」の使い方【PC不要】 - haruの日常ブログ