今回は「考えるって、楽しいな」と思わせてくれるクイズを3問ご紹介します。
ゲームが苦手だった私も、
計算やパズル、論理問題になると、なぜか脳が喜んでいる感じがして——
これは、そういう“静かに燃えるタイプ”のあなたに贈る、ささやかな挑戦状です。
■ Q1:仲間はずれを見つけよう
次のうち、他と仲間はずれなのはどれでしょう?複数パターン考えられるので、仲間はずれの数字とその理由を回答ください
- 6
- 8
- 9
- 12
■ Q2:3と5の倍数の謎
1から100までの自然数のうち、「3の倍数であり、かつ5の倍数でもある」数は何個あるでしょう?
■ Q3:1人だけ嘘をついています
Aさん、Bさん、Cさんがそれぞれ違う色の帽子(赤・青・緑)をかぶっています。
- A:「Bは青じゃないよ」
- B:「Cは赤をかぶってる」
- C:「私は緑じゃないよ」
このうち1人だけが嘘をついているとしたら、
誰が嘘をついていて、その時それぞれ何色の帽子をかぶっているでしょう?
答えは複数パターンあるので、すべて答えてください。
▼ 答えと解説
(※読み進める前に、ぜひ自分で考えてみてくださいね)
【Q1:答えと解説】
どの観点で見ても“仲間はずれ”が変わる問題です。以下は解答例です。
- 3の倍数でない:8
- 偶数でない:9
- 2桁である:12
正解は1つではなく、どこに注目するかによって複数存在します。
あなたはどこに気づいたでしょうか?
【Q2:答えと解説】
「3の倍数かつ5の倍数」=15の倍数
1~100の中で15の倍数は:
15, 30, 45, 60, 75, 90 → 全部で6個
【Q3:答えと解説】
■ 問題の条件:
- A:「Bは青じゃない」
- B:「Cは赤をかぶってる」
- C:「私は緑じゃない」
→ 3人のうち1人だけが嘘をついている
■ 正解となるパターンまとめ
【パターン1】Aが嘘つき
A=緑、 B=青、 C=赤
- A:「Bは青じゃない」→ 嘘 → B=青
- B:「Cは赤」→ 真 → C=赤
- C:「私は緑じゃない」→ 真 → C≠緑 → C=赤 → OK
→ Aに残った色は緑
【パターン2】Bが嘘つき
A=緑、 B=赤、 C=青
またはA=赤、 B=緑、 C=青
- B:「Cは赤」→ 嘘 → C≠赤
- C:「私は緑じゃない」→ 真 → C≠緑 → C=青
- A:「Bは青じゃない」→ 真 → B≠青
→ 残りの色は赤と緑、AとBでどちらでも割り振り可能
■ 最後に
「考えることは好きだけど、正解があるのは苦手」
そんな人にも、今回の3問はちょっと楽しい刺激になるかもしれません。
もしひとつでも「面白い」「へぇ〜」って思ってくれたら、
あなたの中の“考えることが好きな自分”を、そっと大事にしてあげてください。