今回は、サムネイルの「スマホを真剣に見つめる絵名とドヤる瑞希」を描きながら、
キャラが混ざらないように、複数人のイラストを画像生成AIで描く方法を紹介します(*ˊ˘ˋ*)ノ
- 使用するツール
- 描きたい構図のラフを、1人ずつ手書きで描く
- ラフをAIに読み込ませてImg2Imgを生成
- 公式画像と見比べながら加筆修正
- 違和感修正後、AIで再生成
- 公式画像と見比べながら再修正
- 違和感修正後、AIで塗りムラを消す
- 2人目を同様に作成する
- 1人目と2人目の画像を組み合わせる
- 修正結果をAIでImg2Imgして完成!
- あとがき
使用するツール
①お絵描きソフト・お絵描きアプリ
私は無料のスマホアプリ「Ibis Paint」を使っています。「CLIP STUDIO」などでもOKです
②画像生成AIツール
完全無料で二次創作サポートが強い「PixAI」を使っています。
描きたい構図のラフを、1人ずつ手書きで描く
この部分は画像生成AIの存在を忘れるくらい、いたって普通のお絵描きです。
公式の画像を見ながら、色や髪型など可能な範囲でキャラに近づけていきます。
AIは複数人を同時に描くのが苦手なので、ラフも1人ずつ作りました。
ラフをAIに読み込ませてImg2Imgを生成
ちびキャラのお気に入りモデルは、「Chibi Style 1.1」です。ただ可愛いだけじゃなくて、崩れも少なくて使いやすいです(*ˊ˘ˋ*)
モデルをセットしたら、前回の記事と同様に、strengthを0.5にしてコントロールに先程書いたラフを追加します。
で、生成⊂('ω'⊂ )))Σ≡
むん!って真剣な表情が良い感じです✨
眉毛をきゅっと上げてくれる呪文「serious」が便利ですね
公式画像と見比べながら加筆修正
公式画像と比べてみると、髪の毛の色や服のデザインなど、色々間違っていることがわかりますね。
これらの違和感を、人間の手で直していきます。
なんか化粧濃いけど、まぁいっか(笑
色の違和感は似ているかどうかに、かなり影響すると思うので色は重点的に直しています。
違和感修正後、AIで再生成
先程と同様に、コントロールに修正後画像を入れて、AI画像生成をします
色味や衣装デザインがまた変わってしまいましたが、だいぶ可愛くなってきましたね。
公式画像と見比べながら再修正
生成、修正、生成……の繰り返しです
公式画像を横に並べて、また、書き直していきます。
気が遠くなる作業ですね...( = =) トオイメ
でも、なんとか求めていた「黒いスマホを真剣に見つめるえななん」になってきました。
ここまで来れば終わりは近いです。
違和感修正後、AIで塗りムラを消す
今のままだと、髪の影などに塗りムラがあるので、これをAIで消していきます。
ムラを消したいだけなので、ほとんど読み込んだ絵のままになるようにstrengthをかなり低く設定します。
で、生成⊂('ω'⊂ )))Σ≡
ムラなく綺麗になりました!!
あとは、目などの色味を整えて、1人目完成です✨✨
2人目を同様に作成する
1人目と2人目の画像を組み合わせる
登場キャラクター分のイラストが書き終わったら、それらを透過して組み合わせてみます。
目の大きさとか顔の横幅が合わないですね。瑞希が大きすぎる気がしますので修正します。
修正結果をAIでImg2Imgして完成!
線のガタツキや塗りムラだけ修正して、他は変えて欲しくないので、strengthは0.2にして生成します。
出力結果を元画像に合成したら
完成ですヽ(´▽`)/
合計6時間くらいかかっている気もしますが、
AI生成とは思えないくらいにキャラに忠実に、
そして、自分の画力よりも圧倒的に高いクオリティに仕上げることが出来ました!
AIお絵描き楽しい!⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
あとがき
ラフの段階で、もうすでに目のサイズがかなり違いました( ˊᵕˋ ;)
これは出力結果も2人の目の大きさ違うなぁ……ってなる訳ですね💦💦